こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。
レペゼンはてなのラッパー「MCダンディ(宮森はやと)」がラップを辞めてしまいました。
7月にラップを始め、8月にラッパーになることをブログで宣言。活動期間はわずか3ヶ月でした。
武道館ライブを目標に頑張っていましたが、3曲書いたところで燃え尽きてしまったようです。
ラップを辞めた宮森さんは、現在画家を志しているそう。
自分探しの旅はまだ続いているみたいですね。
これアカンやつや……
「芸人より面白い!」という意見もあったけど、私は笑えませんでした。
宮森さんのアレは計算ではなく天然だとわかったからです。
ぼくは自己否定感が本当に強くてどれだけ賛辞を頂いてもどこかで「自分なんて」と思ってしまうんです。
— 画家 宮森はやと (@Miyamo_H) 2017年10月18日
だけど、絵を描けば描くほどそんや自分のことを少しは好きになれるかもしれないという予感があります。
なので、たくさんの絵を描いていこうと思いました。
自分を好きになりたい。
— 画家 宮森はやと (@Miyamo_H) 2017年10月18日
youtubeでもブログでもツイッターでもぼくのこと好き勝手批判や悪口言ってくれてるけれど、もっと人に喜ばれることで時間をかけることを見つけてほしいと思っている。
— 画家 宮森はやと (@Miyamo_H) 2017年10月18日
ぼくの絵に素敵な感想を頂けて嬉しい。。 pic.twitter.com/P6GY7sFo7K
— 画家 宮森はやと (@Miyamo_H) 2017年10月19日
私にも好きなタイプと苦手なタイプの炎上キャラがあります。
炎上をエンジョイしているタイプは苦手。
「カモン!ファックミー☆」みたいな誘い方をされると萎えてしまうんですね。
自分は常識人だと信じて疑わないのに、毛穴からクズさが滲み出てくるような人がたまりません。
しかし、宮森さんは炎上エンジョイ系でもなければ、無自覚クズ系でもありませんでした。
ダメな僕だけど、頑張る。
赤ちゃんのようにピュアな人でした。
彼が初めてサイファーに参加したことをブログで報告をした時、私は
「ダンディというよりキャンディ。
バトルでは噛みつかないと舐められるよ。甘ちゃんMC」
てなことをブコメに書いたと思います。
その時は「はてなにラッパーが現れたぞ!
ここは挨拶代わりに一発DISっとこうか」みたいなノリでした。
傷つけちゃったかもしれないね。ごめんね。
数少ないやってみた系
ブロガーはYouTuberで言うところの「物申す系」が主流で、宮森さんみたいな「やってみた系」は希少。
自分は苦労せず、高みの見物をしたいのです。
体を張って色々なことに挑戦する姿勢は見習いたいですね。
一方、HIPHOPファンの気持ちもわかります。
フリースタイルブームは来ていますが、アーティストの音源が売れているわけではありません。ラッパーたちは皆、厳しい状況で活動しています。
「武道館でライブなんて、軽々しく言うんじゃない!」
というお叱りはごもっともです。
ただ、叩いている人の多くはHIPHOPやラップには興味がなさそう。シバターがDISられた時とは反応が違います。
人生でやりたいことを我慢している鬱憤を、宮森さんにぶつけているように見えました。
これは「性の喜びを知りやがって」と同じタイプの怒りではないでしょうか。
純度100%の魅力をアピール
ラッパーはカッコつけてなんぼ。
心優しい宮森さんには似合わないと思います。
生まれたての赤ちゃんのようなピュアさ。これを売っていきましょう。
画家を目指すなら、日本中を旅してみてはどうですか。
白いランニングを着て、
時々「ぼ、ぼくはおにぎりが好きなんだな」と呟いてみましょう。
「やめ下清」画伯の出来上がりです。