こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。
4人組の人気YouTuber・チョコレートスモーカーズが8日、活動休止を発表しました。今回、問題になったのはフリー音源の著作権侵害です。
著作権者からの警告で動画削除
クレジット表記が義務付けられていたにも関わらず、チョコスモは動画にクレジット表記をしていませんでした。
著作権者から著作権侵害の警告を受け、チョコスモの動画が削除されるという事態になりました(現在は復活済み。)
サイトの利用規約をよく見ていなかったチョコスモ側のミスです。
チョコスモがEDで使っていた曲は「フリーBGM・音楽素材MusMus」の「ブレンド」です。
利用規約のクレジット表記に関する記述を見てみましょう。
MusMusにて公開しているフリー音楽素材は、無料で、使用目的を問わず、使用報告無しでBGMとして使用できますが、その際、使用した作品、コンテンツ、商品などにクレジット表記をしてください。
クレジット表記ができない場合は有償になるそうです。利用が許可されているのは一回のみ。同じ楽曲を何度も使用する時は、別途料金がかかります。
この時点でチョコスモは完全にアウト。
有名人の画像使用問題も含め、今後の動画の準備のために休止するそうです。開催中のプレゼント企画に関しては、ケビックスのチャンネルで当選発表するようですね。
ちょっと前に女性YouTuberのてんちむもフリー音源の著作権違反で警告を受けていました。
YouTubeは警告3回でBANです。
部屋は片付けなくていいから、ちゃんと規約を読んでください。
フリー画像の使用も気をつけよう
この話、ブロガーも他人事じゃないんです。
フリー画像を使用しているブロガーは多いと思います。
「私は規約を守ってフリー素材サイトからダウンロードした画像を使っているから大丈夫」
とは言い切れないから怖い。
フリー画像サイトには
- 運営者が画像を用意するサイト
- ユーザーがアップロードした画像を集めたサイト
の2種類があります。
ユーザーアップロード方式のフリー画像サイトは、規約で投稿者に著作権を放棄することを約束させています。しかし、アップロードした会員が著作者かどうかまではわからないんですね。
性善説に基づいて運営されているので、誰かが撮影した写真を自分の作品だと偽ってアップロードすることもできます。
実際に、写真の権利者を名乗る人物から著作権違反の申し立てを受けたブロガーもいます。
アイキャッチに使ったフリー画像がデジタルミレニアム著作権法(DCMA)違反と見なされ、Googleの検索結果から削除されたという事例。
ただし、DCMAは特定の記事を検索結果から除外する(逆SEO)のために申請されているケースもあります。著作者だと嘘をつき、自分にとって都合の悪い記事を圏外に飛ばすこともできてしまうというわけです。
結局、でじねこさんの件も虚偽のDCMA申請だったようです。
やだ人間怖い。
今はフリー素材サイトという名の画像アップローダーという感じです。運営側がしっかり選定・管理してアップしていない可能性が高く、これでは場所を提供しているにすぎません。もしかしたら、他人の画像を勝手にアップロードしているかもしれませんし、アップロードした人は報酬がもらえるみたいですが、どうなっているのでしょうか・・・
私もウカウカしてられませんね。
ま、訴えられるほどPVないけど!
本当は怖い著作権
今のところ著作権は親告罪。著作権者が報告をしなければ問題になりませんが、引用かそうでないかの線引きもまた難しい。
YouTubeなんて著作権侵害で成り立っているようなものですから、厳格に取り締まったらYouTube自体がオワコンになりそうですね。
新チョコレートスモーカーズとして復帰
活動休止していたチョコレートスモーカーズが「新チョコレートスモーカーズ」となってYouTubeに帰ってきました。
全員金髪がトレードマークだったんですが、
- ジョンレノ→黒
- ケビン→銀
- ヨハン→黒
- アレックス→金(リーダーなのでそのまま)
と、ゲームの2Pカラーのように髪色が変わっています。
ED曲も新しくなり、恒例の「本日のベストショット」は「本日の似顔絵」に変更されるそうです。リスナーから送られてきた似顔絵を紹介するコーナーになるとのこと。(追記:2017年9月18日)
チョコスモいじめ騒動について