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新潟妖怪島めぐりスタンプラリーに挑戦してみた

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新潟島妖怪めぐりスタンプラリーの用紙

新潟妖怪研究所主催の「新潟島妖怪めぐりスタンプラリー」に参加しました。

開催期間は2018年7月14日~9月2日。

スタンプ10個捺印で「新潟島の妖怪冊子」がもらえます。

酷暑の合間の日曜日に、扇子をパタパタさせながら歩く田中角栄スタイルで新潟島を周りました。

10.入船地蔵尊

入船地蔵尊 浄信院の外観

佐渡から渡ってきた石地蔵と全国から寄進された約1,500体の黄金仏がまつられています。

毎年7月23日・24日は「入船地蔵尊大祭」で、この時に千体仏の御開帳が行われるそうです。

入船地蔵尊にあるスタンプ

スタンプはこんな感じで各ポイントに設置されています

9.五徳屋十兵衛

五徳屋十兵衛の外観

町家の名残を残すコンバインド(複合)カフェ。

コンバインドの名にふさわしく、物販あり、碁会所あり、花魁スタジオあり。

夜は男装カフェ&バーに変わるイカしたお店です。

スタンプはお店の中にありました。

スタンプが置かれているテーブルの周りに、新潟妖怪研究所の所長でマンガ家の高橋郁丸さんのバッジも置かれています。

妖怪のバッジ

缶バッジ300円

入船地蔵尊と妖怪研究所の繁栄を願ってバッジを一つ買いました。

支払い方法がちょっと変わっていて、豚の貯金箱にお金を入れます。

8.旧小澤家住宅

旧小澤家住宅の外観

江戸時代後期から米の取引や北前船の回船業で栄えた商家・小澤家の店舗建住宅です。

スタンプは入り口の暖簾をくぐってすぐの所にあります。

館内もばっちり見学してきたので、次の記事でご紹介しますね。

www.hikico-mori.com

7.よろっtoローサ

ふるまちモール7の近く、西堀ローサNo.22の階段を下りてすぐの場所にあるフリースペースです。

ちょうどライブをやっていてお客さんがたくさんいました。

スタンプラリーの用紙を持ったまま石像のように固まっている私を見かねて、お客さんたちが中へ入れてくれました。

せっかくライブを楽しんでいたのに、水を差してしまって申し訳ない……。

陰キャはこれだから嫌ですね。

ssl.niigata-furumachi.jp

 6.和gen

和genの外観

古町8番町から7番町(ふるまちモール7)まで真っ直ぐ歩くと見えてくる着物のお店です。

スタンプはお店の中です。

5.はり糸

はり糸の外観

新潟でカステラといえば「はり糸」と言われる老舗の菓子店。

店の前に名物のドカベン像があるのでわかりやすいです。スタンプはお店の中にありました。

4.考古堂書店

考古堂書店の外観

医学書を扱う専門書店であり、郷土図書を出版する出版社でもあります。

スタンプはレジの横。スタンプラリーの景品もここで交換してくれます。

3.金巻屋

金巻屋の外観

明治4年創業の老舗和菓子店。

伝統的な和菓子だけでなく、カミフルぽっぽや茶屋ドなど新しい和スイーツも人気です。

スタンプは店先にあります。

2.田文

和菓子も洋菓子もあるお菓子屋さんです。東堀と西堀のロールケーキが有名です。

スタンプはお店の中にありました。

www.najilabo.net

1.白山神社

白山会館の神社側入り口
白山会館のカウンターにスタンプが設置されています。

せっかくなのでスタンプになっている蛇松明神にもお参りしました。

白山神社の地下通路

蛇松神社があるのは白山神社の本殿の裏側。

本殿にお参りして帰る方が多いのですが、裏側へ行ける地下通路があるんです。

白山神社裏の手水舎

本殿裏の手水舎

ひんやりとした地下通路を抜けると、表側とはまったく違う光景が広がっていました。

蛇松神社

木漏れ日が差し込む蛇松神社はとても神秘的。

神社らしい厳かな雰囲気を感じられると思います。

白山神社の神主に助けられたという蛇松明神は、金運にご利益があります。

どこかに蛇に見える松の木があるそうなので、蛇松神社を参拝したら探してみてくださいね。

蛇松様の伝説は高橋郁丸さんの『新潟の妖怪』にも載っています。

蛇松神社の御朱印

蛇松神社に参拝した後、御朱印を受けました。

白山公園の蓮

白山公園では蓮がきれいに咲いていました。

白山公園の蓮(アップ)

夏祭りの頃よりも背が伸びています。

景品と記念のスタンプ

スタンプコンプリート画像

入船地蔵尊からスタートして白山神社まで歩きました。

場所もそんなに離れていないので、猛暑日でなければ一日で周りきれると思います。

ただ、お店や施設には定休日があるので、スタンプラリーに参加される時はよく確かめてお出かけくださいね。

最後に考古学書店で「暑いなか、ご苦労様でした」と声をかけていただいたのが嬉しかったです。

古町は人情がありますね。同じ新潟市でも、チェーン店が多い郊外のほうがマニュアル化されていて接客も事務的な気がします。

じつは米処・酒処で知られる新潟は全国有数の「妖怪処」でもあります。

酒呑童子をはじめ、数多くの妖怪の伝説がありますが、一般的にはあまり知られていないのですよね……。

そこで、新潟在住の民俗学研究者/マンガ家の高橋郁丸さんが新潟の魅力と妖怪の普及のために「新潟妖怪研究所」を設立されました。

高橋さんは大学で民俗学を学び、「新潟県民俗学会理事」もつとめる民俗学のスペシャリストです。

今回のスタンプラリーは参加者が実際に伝説のある場所を歩くことで、地元の妖怪を知る良い機会になったと思います。

おまけ:旅のしおり

旅のしおり画像

道に迷わないように旅のしおりを作ってみました。

こんな時に同人誌のコピー本を作った経験が役に立つとは(笑)

持ち物確認のページ

持ち物のチェックリスト

先月のお出かけで危うく熱中症になりかけたので、今回は扇子と塩アメを持って完全武装いたしました(ノー・モア熱中症)

まもなく解体されるレインボータワーも見ることができて有意義な一日でした。

妖怪スタンプラリーの期間も残すところあと12日です。参加したい方はお早めに。