8月27日に解体が始まったレインボータワーの写真を撮ってきました。
入船地蔵尊に行く途中のバスの中から撮影した写真です。
解体までの間のキャンペーンで客室(キャビン)がラッピングされていました。「ありがとうレインボータワー」のメッセージがよく見えます。
バスセンターの開業とともに45年間、新潟の街を見守り続けた
レインボータワーは1973年のバスセンターの開業とともに、45年間にわたって新潟のランドマークとしての役割を果たしてきました。
その名の通り、虹色に塗られた高さ100メートルの展望台です。2階建てのキャビン(客室)が回転しながら昇降するという、珍しい構造です。
2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で2012年2月8日、営業を終了しました。
当初は新潟市のシンボルとして新潟交通が管理していく予定でしたが、維持費がかかるうえ、将来的にメンテナンスに必要な部品の確保が難しくなることから解体が決まりました。
レインボータワーに代わるタワーの建設予定はないそうです。
解体完了予定の11月下旬まで万代シテイでは「ありがとうレインボータワーキャンペーン」を開催。
搭乗はできないものの、解体が始まる8月下旬まで毎日13:30にキャビンが稼働するイベントも行われていました。
〇新潟限定クリアファイル(レインボータワー) 300円(税別) pic.twitter.com/hhnA6xvBer
— うる星やつら POP☆UP STORE (@urusei_POPUP) 2018年8月3日
8月8日~20日まで新潟伊勢丹で開催されていた「うる星やつらPOP☆UP STORE」では、ラムちゃんとレインボータワーのコラボグッズも販売されていましたが、大人気であっという間に完売してしまったようです。
キャンペーン第2弾は8月5日~11月26日まで。
バスセンター2階の万代シテイパークで森山直太朗、新潟出身のアーティスト琴音とYour Friends、NGT48ら豪華アーティストのライブイベントが行われました。
私はまだ見たことがありませんが、レインボータワーのガチャガチャも登場したそうですよ!
万代シテイをはじめ、県内各所に設置されています。
新潟日報社のレインボータワー特設サイトもオープンしました。解体の様子はYouTubeでライブ配信されています。
レインボータワーの思い出
小さいころに乗ったきりだったので、タワーからの眺めがどうだったかまでは覚えてないんですが、万代シテイに行けばレインボータワーがあるのが当たり前でした。
乗れなくなる日が来るとわかっていたら、もう一回くらい乗ればよかったな……。
新潟の中心部は万代シテイがある万代島と白山神社がある新潟島にわかれているんですが、最近は古町に出かけることはあっても万代へ行くことありませんでした。
でも私にとっての「街」は万代なんですよ。今みたいに商業施設がどこにでもある時代ではなかったので、洋服やかわいい文具を買いに行くのは万代でした。
伊勢丹のサンリオショップで友達と型抜きのガムを買ったのを思い出します。
その頃、まだラブラ万代はダイエーでしたね。
紀伊國屋書店が入っていた場所は新潟アルタになっていますが、その新潟アルタも来年の3月に閉店するそうです。
古町と比べれば若者多くて活気があるとはいえ、街の形が変わっていくのは寂しいものです。
レインボータワーの解体はとっても寂しいけど、
— ばんにゃい 【公式】 (@bandai_bannyai) 2018年5月2日
ボクはこれからも万代シテイでみんなのことを待ってるよ🌈
いつでも遊びに来て下さいにゃい💕 pic.twitter.com/jtrlYA8Y9S