サラダホープは新潟の亀田製菓が生んだ米菓です。
2009年にバラエティー番組に取り上げられ、全国的にその名を知られるようになりました。数ある新潟グルメのなかでも、味は全国レベルだと思います。
昭和36年生まれのロングセラー商品
昭和36年(1961年)の誕生から半世紀以上も愛されているロングセラー。
他ではあまり見かけない細長い形のあられが特徴です。
この形を見ただけで、新潟県民ならすぐにサラダホープだとわかります。
サクサクした食感とちょうどいい塩加減がクセになるんですよね。
TVを見ながら食べていると、あっという間に一袋を食べきってしまいます。
ハマったら抜け出せないという意味では、ポテトチップスやかっぱえびせんにも引けを取らない沼系お菓子ですよ。
ちょっと歯に挟まりやすいのが難点ですが、香ばしさとお米の甘みが感じられる点でサラダホープのほうが大人受けしそうです。
お酒のおつまみにもオススメ。
塩味なのになぜサラダ?
新潟市の観光情報サイトによると、野菜のサラダ味ではなく、味付けの種類でした。
表面がつるつるしたせんべいやあられに塩をかけても定着しないので、サラダ油と塩をまぜて吹きかけているそうですよ。
サラダホープ海老しお味
生地に海老が練り込まれたサラダホープです。
ベースの味は通常のサラダホープですが、海老の存在感が強め。
開封した途端、ふわっと海老の香りがしました。
サラダホープが全国よりおつまみ感がアップしています。
印象的なのは色。
通常のものよりも赤みがかっていて、練り込まれた海老の粒が見えます。
サラダホープが全国から消えた理由
サラダホープは最初から新潟県限定だったわけではありません。
はじめは全国販売を目指していましたが、あまりの売れ行きに生産が間に合わず、一旦生産中止に。生産体制が整えて全国販売を開始したころには類似品が出回っていたそうです。
オリジナルのサラダホープがパクリ扱いされ、やむなく新潟県内だけの販売に切り替えたのだとか。
味で負けたわけじゃなかったんだ。
もっと評価されていいお菓子
今は小分けの6パックですが、昔はプラスチックのトレーが入った袋に詰められていました。
お菓子を壊さないようにそーっと取り出してた覚えがあります。
ずいぶん食べやすくなりましたが、パッケージは変わっても、味はまったく変わりません。
サラダホープがメディアで紹介されて一番驚いたのは、何をかくそう新潟限民。
てっきり全国販売されているものだと思っていました。
万人受けしそうな味なのに、他県で売ってないなんて勿体ないですね。
新潟県内のスーパーならどこにでも置いていますが、上越新幹線限定オリジナルパックもありますよ。
新潟にお越しの際はぜひ。
「サラダホープ」
公式ネットショップ価格:198円(税込)
エネルギー:441 kcal