こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。
YouTube上だけでなく、ヒップホップ界からも大きく注目されたYouTuberのシバターさんとラッパーの漢 a.k.a. GAMIさんとの動画対決は、シバターさんが謝罪することで幕を下ろしました。
熱くなったHIPHOPファンがリア凸してきて、シバターさんもさすがに焦ったようです。
お互いの業界を知らなかったことで状況が悪くなっていったのですが、シバターさんの仕事の対応が雑でびっくり。今回ばかりはお灸を据えられて当然かな。
漢さんとのバトル勃発
漢さんがシバターさんに出演オファーのメールを送る。YouTubeではなくAbemaTVの番組「漢たちとおさんぽ」への出演依頼(シバターさんがyoutubeで有名になるための秘訣を教えるという主旨。)
↓
はじめまして。弊社代表の漢がいつも動画を拝見しているとのことで「一度お会い出来ないでしょうか」と申しております
— 鎖 GROUP [official] (@9sari_group) 2017年6月29日
返信がないまま、シバターさんが漢さんについてツイート。
ありがとうございます。
— 鎖 GROUP [official] (@9sari_group) 2017年6月29日
Gmailに詳細や希望日程をお送りしますのでご対応よろしくお願い致します。
代表の漢もよろこんでいました。
ツイートを見た漢さん側がリプライを送ったところ、シバターさんが「横浜まで来てくれるなら」と返信をする。
↓
再び漢さんがメールを送る。シバターさんからの返信はなし。
↓
シバターさんが日本語ラップに興味がないと言っているため、漢さんが企画を格闘技に変更。
漢さん本人を含む3人から、シバターさんが希望する対戦相手を選択できるルール。4500万円の協賛金が集まる。
↓
シバターさんはこれも無視。
↓
漢さんが怒りの動画を出す。
youtuberにすごく丁寧にオファーしてみたら死ぬほど腹が立った件について
お客さんからクレームが来ただけ
漢さんはシバターさんにギャラを支払って仕事を依頼する側、お客さんです。しかも、シバターさんの動画をよく見ているリスナーさん。仕事用に公開しているメールアドレスにオファーのメールを送っただけです。
それなのに、シバターさんは自分よりチャンネル登録者数が少ないから嫌だとゴネて、漢さんを小物扱い。人生を賭けてやってきたHIPHOPの悪口まで言いました。
さすがに、ひどくない?
向こうからしたら、いきなりゴリラにう●こ投げられたような気分だったと思うよ。
漢さんはヒカルさんのことも評価していたけど、コラボ相手にはヒカルさんよりチャンネル登録者数の少ないシバターさんを選びました。
それは、シバターさんのことが好きだったからでしょ。
年上の、しかも自分があまり詳しくないヒップホップのアーティストと絡むのが難しいと思ったら、断ることもできたはず。
ビビリだからって、その場しのぎで適当な返事しすぎ。シバターさんのふざけた態度が漢さんを怒らせてしまったんだよね。そりゃあクレームの一つも言いたくなるよ。
シバターはネタ、漢 a.k.a. GAMIはリアル
漢さんが動画を上げたこと、本人たちよりも周りが熱くなっていることでヒールの血が騒いだのでしょう。シバターさんはHIPHOPを完全に否定する悪役を演じるというネタを始めます。
もちろん、漢さんとは一切打ち合わせをしていません。ここでYouTuber史上まれに見る台本なしのプロレスが始まったのです。
YouTubeはシバターさんの独壇場。アウェイで戦っている漢さんは不利です。シバターさんに絡んで売名しようとしたカッコ悪いおっさんという烙印が押されてしまいました。
私もシバターさんの動画を見るまで存じ上げませんでしたが、漢さんはヒップホップ界では大スターなんですね。しかもリアルを追求してきた方。動画を面白くするために話を盛るYouTuberと同じやり方はできないので、このバトルは最初から無理でした。
シバターがラップ動画を出す
「音楽でいじると危ないよ」と漢さんに注意されたにもかかわらず、やっちゃったのがコレ。
よく聞いてみるとディスっているだけではなく、動画制作のアドバイスもしています。結局、最初に依頼されたコンサルをやってるじゃんwww
あくまでもシバターさんがネタにしている「ダサいHIPHOP」のパロディなので、イマドキこんなヤツいないだろうという痛いファッション。
全てにおいて突っ込みどころ満載なんですが、本気にしたHIPHOPファンに襲撃されてしまいます。
【シバター】もう匿名異文化バトルはやめよう。キッズ達もそろそろ飽きただろ。凸は禁止!【もうやめとけ】
シバター襲撃騒動を受けて漢さんが最後の動画を出しました。
漢さんの動画を見たシバターさんがすぐに謝罪動画を出して一件落着、のはずでしたが……。
ヒーローの敗北
腹の虫が収まらないシバターキッズと漢キッズが暴走。コメント欄は大荒れです。YouTube上ではシバターさんの影響力が大きいので、とくに漢さんの動画で暴れているシバターキッズが目立ちました。
何でこんなに叩かれちゃうのか。
おそらくシバターというヒーローを「普通の人」にしてしまったからでしょう。キッズにとってシバターさんは最強のダークヒーロー。誰かに頭を下げて謝るなんて、信じたくない。それも無名なYouTuber相手に。
漢さんに怒りをぶつけることで、仇討ちしているつもりなんでしょう。漢さん自身に執着しているわけではない。私にはそう見えました。
シバターさんはこの騒動で再生数も登録者数も伸びているし、YouTuberとして負けたわけじゃないんだけどね。
影響力の強い者が弱い者を叩くと「いじめ」になる。漢さんがいくらリアルで強くても、YouTubeでは新人だよ。新人さんの歓迎としてはちょっと手荒だなー。
YouTuberのお約束を知らなくて騒動を大きくしちゃったかもしれないけど、そこは大目に見てあげましょうよ。