ひきこもりクエスト

ひきこもりが何と戦ってるかって?自分の中にいる怪物だよ

おおゆうしゃよ!しんでしまうとは なさけない

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落ち込んで体育座りしている人

人生ってほんとにクソゲーだ。

年末に水道が壊れて業者に修理してもらったのですが、お金がなくてクレジットカードの支払いができないと親に言われました。

他にも借金があるそうです。

仕方なく、なけなしのウン万円を母に渡しました。

仕事に必要なものを買うために毎月ちょっとずつ貯めていたお金です。

壊れたカメラを買い換えようと思っていました。

ひきこもりは500円稼ぐのも大変なんです。

全財産持っていかれて燃え尽きました。

へんじがない、ただのしかばねです……。

 予告なしの強制参加イベント

人生というクソゲーでは、予告もなくイベントが始まって、レイドボスと戦うことを強制されます。

生きているだけで税金を取られるのに、ログインボーナスももらえない。

弱くても手加減なし。

ゲームバランスがめちゃくちゃなんだから、家族がひきこもりインカムで生き延びることだってあるさと自分に言い聞かせました。

お金を渡したことに不満はないです。

少ないけれど毎月家にお金を入れているし、これ以上借金が増えなくてよかったと思いました。

でも母は生活に必要なもの、仕事に必要なものまで節約しようとするから困るんですよね。

現代社会は最低限の暮らしをしていてもコストがかかります。

それを節約だけで乗り切ろうとするのが無理。

毎年いろんな物が値上がりするわ、来年には消費税の増税も予定されているわで詰みます。

50円節約するよりも50円稼いだほうがいいのに、「働く」という選択肢がない。

過保護すぎて厳しく、真面目すぎて非常識

親にこんなことを言いたくないですが、「真面目系クズ」だと思います。

頑張ることが嫌い。

新しいことに挑戦するのも嫌い。

明日できることは今日やらない。

とにかく消極的なんですよね。

昔は何でも反対されて辛かったなー。

アパレル店員をやってみたいと言ったら「そういう仕事は美人がやるもの」とバッサリ切り捨てられ、美容師に興味を持ったら「美容学校なんて不良ばっかり」と言われました。

母は地元から出たこともないし、仕事をした経験も少ない。

何でも知っているわけではない(というより何も知らない)のに、子どもは親の言葉を無条件に信じてしまうんです。

「お前にはできない」の一言で扉が閉ざされたような気がしました。

美容学校は不良ばっかりと言いますが、母にすすめられた通信制高校も不良ばっかりだったんですけどね。

現実なんて見てないんですよ、やっぱり。

リア充なら親より友達の影響のほうが大きいのかもしれません。

でも私には親しか味方がいなかったので、親に否定されたら終わりでした。

不測の事態が起こるとバグる

母を見ていて気になるのは、自分の意見がないことです。

「誰々が言っていた」が基準になっている。

大抵の場合、それは祖母です。

私が母に反抗すると、決まり文句のように「だって私はそう教えられたから」と言います。

たぶん、母は自分の意見を言うことを許されなかったのでしょう。

だから「人様に迷惑をかけてはいけない」と教えられたことを真面目に守り、限界まで我慢してしまうようです。

そして我慢を重ねた結果、どうにもならなくなって丸投げする。

バグって「お金がない」→「どうしよう」→「誰かに借りるしかない」になる。

結局、人様に迷惑をかけてしまいます。

毎回毎回、石橋を叩き割った挙げ句、アクロバットで飛び越えようとして大怪我をするんです。

普通の人らしく振舞うのがつらい

親がそんな感じだから、私も妙に我慢強いところがあります。

せっかく「ひきこもり当事者」のブログを作ったのに、ひきこもりの話はほとんどできてないとか。

弱っている姿を見せてはいけない、というヘンな気負いがありました。

自分の胸にメスを入れて心を取り出すのも怖かった。

普通になれないのに普通になろうとしたり、平静を装う自分がすごく嫌です。

これからは少しずつ素の自分の話しもしていこうと思います。

借金問題はひきこもり単体でなんとかするのは無理なので、みんなで働く、という形になればいいんですけど。