ブログで食レポするようになってから肥えました。
高カロリーなコンビニスイーツを食べていたら太るのは当たり前。
「だったらダイエットしなさいよ」と突っ込まれそうですが、太るのは必ずしも悪いことではないですよ。
私はようやく標準体型になれました。
太る=デブという思い込みは捨てましょうね。
意外と自分では気がつかないガリガリ体型
もともとは身長160cmで体重は39~42kgでした。
数字だけ見るとたいしたことないと思うかもしれません。
重い摂食障害だと20kg台の人もいますよね。
芸能人にもかなり細身の方がいます。
でも40kg前後でも、会う人みんなに「痩せすぎ」って言われるんですよ。
自分が痩せすぎだと実感したのは、風邪で病院にかかった時です。
「痩せすぎだから大人と同じ量の薬は出せない」と言われて、子どもと同じ量の薬をもらいました。
人間的に半人前なのは言うまでもありませんが、薬の量も半人前だったんです。
医者からは「太れないなら入院したほうがいい」と勧められました。
女性の間には痩身信仰が根強くあるので、太ってることを悪く言われることはあっても、痩せていることで文句を言われることはあんまりない。
逆に羨ましがる人もいるくらいです。
病院に行かなければ、ずっと自分の異常に気がつかないままでした。
偏食との戦い
太れと言われても簡単には太れません。
私は大の偏食で、食べられるものがほとんどありませんでした。
とくに、ほとんどの人が大好きな肉が苦手。
「力をつけるために肉を食べなさい」と言われても、口に入れるだけで吐きそうになるほど嫌いでした。
それでも薬だと思って少しずつ食べるようにはしていましたが、辛いことも多くて食事を楽しむ余裕はなかったですね。
「理由」があれば食べられる
頑張っても太れない理由は「食べることに興味がないから」でした。
生命維持のためなら、最低限のものだけを食べればいい。
ブログのネタ作りという理由ができてはじめて、たくさん食べられるようになったんです。
私にとってはブログを書くことも、食べることもリハビリです。
貧乏のくせにコンビニの食べ物を買うなんて贅沢だと思うかもしれませんが、入院することを考えたら安上がりです。
太れなくて悩んでいる人には食レポをおすすめしたい。
商品について詳しく書きたいと思えば、苦手なものでも食べるようになります。
さいごに
ネットには美容やダイエットの記事が腐るほどありますが、痩せてたらいいってもんじゃないんですよ。
美と健康は切っても切れない関係にあります。
痩身信仰とダイエットの問題については、また改めて記事を書きたいと思います。