ひきこもりクエスト

ひきこもりが何と戦ってるかって?自分の中にいる怪物だよ

炭治郎・善逸・伊之助から旅のお供を選ぶなら伊之助にするわ

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もしポケモンみたいに最初にキャラクターを選べるなら私は伊之助を選びます。

炭治郎のことを度々褒めていますが、意外と炭治郎じゃないです。詳しい理由は「つづきを読む」からどうぞ。

 【炭治郎】良い子だけど煽りグセが気になる

第一話で命乞いをする炭治郎に義勇が活を入れるのですが、よほど効き目があったのか、真面目な炭治郎は気持ちだけ勇ましくなりすぎました。

街で鬼舞辻無惨の匂いを嗅ぎつけた時のことを思い出してみてください。

禰豆子を蕎麦屋に置き去りにして無惨の後を追いかけ、あろうことか人混みの中で刀を抜こうとしました。そのせいで罪のない一般人を巻き込んでしまうという、鬼殺隊にあるまじき失態をおかしています。

仇を見つけて頭に血が昇っているのはわかりますけれど、この時点で炭治郎が無惨を倒せるはずがありません。自分の実力もわきまえずに敵に向かっていく。そんなことで禰豆子を助けられるのでしょうか。まあお話的には珠世さん&愈史郎登場のためのイベントだと思いますけれども。

続く那田蜘蛛山でも正論をぶつけて塁を煽りまくっていました。下限の伍とはいえ累は十二鬼月。煽られて攻撃の手を緩めるような小物ではないので自殺行為です。私も私で「累、お兄ちゃんとお父さんのデザインおかしくないか」「禰豆子を炙る? スルメじゃないんだぞ」などと言って火に油を注ぎそうなので那田蜘蛛山で共倒れになるに違いありません。

柱会議では鬼の禰豆子を連れていることが隊律違反だと詰められていましたが、炭治郎の煽りグセも注意したほうがいいと思いました。この調子では命がいくつあっても足りないでしょう。腰に下げた刀より言葉の刃が鋭い剣士、かっこよくはない。

また、日輪刀で首を斬らないと鬼は倒せないというのに、鬼に向かって刀を投げたことも一度ならずあります。

岩柱ほどの腕力があれば夜が明けるまで鬼を殴り続けて時間を稼ぐ……という戦い方もありっちゃありかもしれないですが、炭治郎ごときが大事な武器を手放すのはやめたほうがいいと思います。鬼に勝っても鋼鐵塚さんに殺されます。

行く先々で信者を増やすカリスマ性は大いに評価。義勇や鱗滝さんをはじめ、鬼までも転がす末恐ろしい少年です。無限列車でも結核の男の子を竈門教の信者にしていました。

【善逸】必殺技の発動条件が厳しい

ある種超人的な炭治郎や伊之助に比べ、善逸は等身大のキャラクターです。共感できるという意味で先日の人気投票一位も納得でした。

善逸は鬼だけではなく、弱い自分とも戦っています。私も常々本物の強さとは他人に勝つことではなく、自分の弱さを克服することだと考えているので、善逸のキャラクターデザインには文句のつけようがありません。

不器用ながら「一つの技を極め抜く」ストイックな戦い方、いつも泣き喚いてうるさいくせに必殺技は静かに「霹靂一閃」と言うのがかっこよくてズルい。

しかし、恐怖のあまり失神している間(寝ている間)だけ強くなるという設定、旅のお供としては厳しいものがあります。

さすがの私も仲間を毎回殴って失神させるのは気が引けます。禰豆子付きじゃないとモチベーションが下がるのも使い勝手が良いとは言えず。

【伊之助】柔軟な頭と肉体

山奥で猪に育てられたため、無知ではあるが馬鹿ではありません。字は読めなくても見ただけで習得できる勘の良さ、天才の器だと思われます。

自己中心的でスタンドプレーしかできないのかと思ったら、むしろサポートに回ったほうが優秀。

那田蜘蛛山で炭治郎の戦い方を見て、自分が前に出ることではなく全体を見ること、チームプレーの大切さを学びました。その時、「こうなるのが必然のようだ。まるで、川の水が流れていくことほど当たり前に」と学がない野生児らしからぬ詩的な表現をしています。

攻撃だけでなく、グーグルマップ(空間識覚)による索敵機能付き。サイコロステーキ先輩方式で安全に出世するなら伊之助を選ばない理由がありません。

優秀と言われる人でも知識や経験がなければ難しいところ、初見プレイでそれなりにできちゃうのが伊之助のすごさです。無限列車で炭治郎のピンチを救ったのも伊之助でした。その判断の早さは鱗滝さんも認めてくれるに違いありません。

仲間同士で意見が食い違った場合も伊之助ならなんとかなりそう、というのも伊之助を推す理由です。

炭治郎の信念を曲げることはできないでしょうが、伊之助ならとりあえず「さすが山の王」「親分すごい」と褒めておけば機嫌を直してくれるのでは……(やりすぎると調子に乗るでしょうが)。

旅のお供にスカウトする時も「お供にする」とは言わず、「山の王の子分にしてください」と言ったら快く引き受けてくれそうです。