海の幸が豊富な新潟。
新潟に住んでいると、我が家のように慎ましい家庭にも親戚から鯛やカニが送られてきます。
でもカニを一匹まるごと食べるのはコツが要るんですよ。
今回は我が家のカニの食べ方をご紹介します。
用意するもの
- 新聞紙
- キッチンバサミ
- タオル
- 箸
- 前掛け
- ボウル(殻入れ)
足を取り外す
最初に足をすべて取り外します。
ネットでカニの食べ方を検索すると「包丁で切ります」と書いてありますが、気分が出ないしめんどくさい。
足をつかんで関節部分をくるっと回せば簡単に外れますよ。
カニは豪快に食べたほうが美味しいです。
足は脆いので手で割ってもハサミで切っても身を取り出せます。
カニの爪の食べ方
関節があるほうの爪を外し、隙間からハサミを入れて縦に割ります。
箸で身をすくって食べてください。
力を込めるより、何回かに分けてハサミを入れたほうが割れやすいです。
爪は硬いので怪我をしないように注意してくださいね。
カニの頭の開け方
カニの頭を食べる時は、腹側と甲羅側の処理が必要です。
腹側の処理:フンドシを取る
フンドシを外すと、腹と甲羅の間に隙間ができます。
そこから親指を入れてパカっと開けます。
エラを取る
腹の両側にあるエラを取ります。
美味しくないので外しますが、食べても健康に害はありません。
半分に割る
半分に割るとカニ味噌がたっぷり出てきます。
エラ以外はすべて食べられる部分です。
甲羅側の処理:口を取る
甲羅の表(カニの目玉がついている場所)の裏に口(袋状)があります。
ここは硬くて食べられないので取り除きます。
指で探ってみると、袋のなかに硬いものがあるはずです。
甲羅に残ったミソはすべて食べられます。
食べられない部分を覚えてしまえば簡単ですよ。
記事作成の裏話
得意げに解説しておいてなんですが、
じつは私、カニの食べ方を知りませんでした(笑)
子どもの頃からカニを食べているのに、ちゃんとカニの食べ方を教わったのは今回が初めてです。
いつも父や母がカニの身を取ってくれたので……。
先日亡くなった朝丘雪路さんの浮世離れしたエピソードに「津川さんが魚をむしってくれると思ってた」とおっしゃっている映像がありましたが、
私も雪路さんとあんまり変わらないです(衝撃)
魚も周りの人がむしってくれるので、大人になるまで一人で食べられませんでした。
自分では普通に食べているつもりなんですが、「外科手術みたい」って言われるくらいなので、相当危ない手つきをしているようです。
次は正しい魚の食べ方も教わろうと思っています。
〈協力〉
カニの食べ方指導・手の出演:母