醤油赤飯は長岡の郷土料理ですが、新潟市内のスーパーや市場でも普通に売られています。
名前のとおり醤油で味付けした赤飯です。
私も小さい頃からよく食べていました。万人受けしそうな味で、サラダホープと並び「新潟グルメ初級編」として推したい逸品です。
珍しい醤油色の赤飯
日本人にとって醤油は馴染みのある味です。
卵かけご飯にも醤油をかけるし、餅も醤油で食べます。
だったら醤油味の赤飯が美味しくないはずがない!
口に含むと甘じょっぱい醤油の味と香りが広がります。
むしろ赤い赤飯より口当たりは良いかと。
具は大きないんげん豆(金時豆)と白ごまです。
子供の頃はグリンピース並みにこのいんげん豆が苦手でしたが、いまは食べられるようになりました。
ご飯と一緒に食べるとそんなに気になりません。
ただ、パサパサしていて喉につまりやすいので、飲み物を傍に置いておいたほうがいいと思います。
冷たいまま食べても美味しいですが、もち米なのですごい粘り気が……!
容器の形のまま固まってしまうんですよね。
細かく取り分けるのは難しいです。
お上品に食べるのは諦めましょう。
赤飯=不味いという印象を覆す越後人のアイディア
「お祝いの時に炊く赤飯を炊くけど、美味しいと思ったことがない」という方、私もそう思います。
ぜひ醤油赤飯を食べてみてください。美味しいですから。
ぶっちゃけ混ぜご飯みたいな赤飯です。
長岡の人は赤飯の着色に使うささげが高価だったため、代わりに醤油を使っていたそうですが、こっちのほうがうまい。
赤飯はイベント向けですが、醤油赤飯はいつでも店頭に並んでいます。
新潟に来たら、お惣菜コーナーを探してみてくださいね。