もとガリガリ体型(160cm/39~42kg)の私が、痩せすぎで辛かったこと5つをご紹介します。
結論から言うと、痩せていてもいいことは一つもありませんでした。
1.服のサイズが合わない
太っているにしろ、痩せているにしろ、標準体型を逸脱すると着るものがなくなる。
大は小を兼ねるといっても限度があります。
とくにパンツはウエストが大きすぎて履けません。
子供服(男の子用)のジーンズだけはウエストがぴったりでしたが、お尻がきつくてやっぱり履けませんでした。
どうにもならなくて洋服をお直しに出したこともあります。
お金も手間もかかっていいこと無し。
服を買うのも楽しくありませんでした。
痩せすぎはお洒落の大敵です。
2.顔色が悪い
つねに顔色が悪く、どんなに寝ても目の周りはクマだらけだった私。
今日は調子が良い、と思っている日でも「顔色が悪いけど大丈夫?」と聞かれることがよくありました。
小学生の頃、ただ廊下を歩いていただけで「顔色が悪いから保健室に行ったほうがいい」と心配されたこともあります。
3.異常に疲れやすい
ちょっと階段を昇っただけで息切れします。
握力がないので掃除機をかけるのも一苦労です。
疲れるから座っていることがほとんどですが、座っていてもお尻の骨が当たって痛い。
お尻にも肉がないので、座布団を2枚くらい重ねてふかふかにしないと座れないんです。これ、痩せている人あるあるだと思います。
4.見た目がゴツくなる
痩せたからといって、フォトショで加工したような見た目にはなりません。
肉付きが変わっても骨格は変わらないからです。
体重が減ると肉が減ったぶんだけ骨が浮いてきます。
頬骨やエラなど、コンプレックスを感じている部分がより強調されてしまうんです。
女性らしい柔らかさがなくなってゴツくなります。
アイドルやモデルには細くてきれいな人もいますが、あの方たちは例外。
もともと頭が小さくて手足が長く、全体的に小作りなんです。
骨格が違う一般人がいくら痩せても頭は小さくならないし、手足も伸びません。
少々ぽっちゃりしているほうがバランスがいいこともあります。
私も痩せていた時は肋骨・背骨・腰骨が浮いていて、脱ぐとアジの開きのようでした。
小顔になるどころか、頬がこけて頬骨だけがやたら目立っていました。
頭は人並みに大きさなのに、体はガリガリ。
バランスが悪くてモデル体型というよりマッチ棒でした。
痩せても桐谷美玲にはなれないんです。
5.共感されない
日本の女性には痩せていることが美しいという意識があるので「太りたい」と言っても理解されないんですよね。
「私も痩せたい」って言われると辛くて。
そういう人に限って標準体型や少しぽっちゃり目の人なんです。
ダイエットが必要なのは明らかな肥満体型の人だけだと思います。
美は健康から
スタイルを良く見せたいなら、体重を落とすよりも筋肉をつけたほうがいいでしょう。
体重そのものよりも、美しく見えるかどうか大事です。
メイクで一重を二重にするみたいに、体型をきれいに見せる工夫をしたほうがいい。
妹は私を見ているので無理なダイエットはしません。
プチプラとはいえ一応スキンケアしている私よりも、ノーケアの妹のほうが肌ツヤツヤです。
三十過ぎているのに中学生か高校生にしか見えない。
これは栄養状態が大きく関係しているんじゃないでしょうか。
不安を煽るダイエット広告に騙されないでくださいね。
きちんと食べて楽しく暮らしたほうがキレイになれますから。