こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。
草木も眠る丑三つ時に衝撃的な事件が起こりました。勇者ともあろう者がモンスター相手に戦うことも逃げることもできないまま、麻痺してしまったのです。
ヤツとの遭遇
あれは、夜中にYouTubeを見ていた時のことです。突然、私の足の上に黒いものが落ちてきたんです。
そいつはポマードを塗りたくったおっさんのように黒光りしていて、カサカサと動き回っていました。
これ、確実にアレじゃないですか。
人類の宿敵・Gじゃないですか。
テンパった私がGを振り落とすと、ヤツは目にも留まらぬ速さで家具と家具の隙間を縫い、走り去っていきました。
勇者、手も足も出ず。
完敗です。
私はGを甘く見ていた
家でGを見たのはこれが初めてではありません。
しかし、そのGはまだベビーでミニミニサイズ。大した迫力はなかったんです。世の中の人はGにビビり過ぎだと思っていたくらいです。
打って変わって、昨夜のGはアダルトの個体です。
育ちきったGはマジでキモい。
なんなんだ、あの生き物。
Gが去った後も背筋がゾワゾワして震えが止まらず。
たぶん口から魂が半分くらい出ていたと思います。
VSゲジゲジには勝利した
我が家はGが頻繁に出る訳ではないので、私は奴らとの戦い方を知りませんでした。しかし、Gより速いと言われるゲジゲジを仕留めたことがあるので、Gが出ても大丈夫だろうと高を括っていたところはあります。
とんだ思い上がりでしたわ。
Gはあの黒光りしたボディで、こちらの戦闘意欲をゴリゴリ削ってきます。
ゲジゲジだって相当キモいんですが、彼らは人間相手にそこまでトリッキーな動きをしない。寄ってもこない。
ところが、Gは人間に向かってくるし、身の危険を感じると自分が狙われない場所にスルッと逃げ込むんです。非常に嫌なタイプの賢さです。
ゲジは丸めた雑誌で一発殴ったら昇天しました。家族がキモいキモいと言って嫌がるので仕方なくやりましたが、益虫なんですよね。
そしてGの天敵でもあります。やっぱり生かしておいたほうがよかった。
Gがよく出る場所と時間
私がGに遭遇したのは午前2時半ごろ。奴らの活動が活発になるのは真夜中だといいますから、時刻はぴったりです。
好きな場所はキッチンや電化製品の周り。私の部屋にはPCが置いてあるのでこれも当てはまります。
ひきこもりのみんな、君たちも夜型でPCだけがお友達みたいな生活だと思うから、気をつけたほうがいいよ。
Gの襲撃は心臓に悪いよ。
ホラーとかスプラッター映画を見ても一切ビビらない私が驚いたんだから、大したもんだよ。
正直、幽霊より怖い。