こんにちは。お布団の中の勇者ヒキコ・モリです。
YouTubeを開けば、毎日どこかのチャンネルでプレゼント企画を開催していますよね。
犬も歩けばプレゼント企画、というほど溢れ返っている状況。
チャンネル開設から一年強で登録者260万人を達成し、トップYouTuberに上り詰めたヒカルの主力コンテンツも「プレゼント企画」でした。
カリスマの“バラ撒き“戦略
YouTuberはとにかく高額なものをプレゼントするのが特徴です。
ヒカルのプレゼント企画ではNintendo SwitchやPS4などのゲーム機が定番。一台30万円のMacbook Proをプレゼントしたこともありました。
あくまで「プレゼント企画は動画のつなぎ」というのがヒカルの言い分。
毎日動画を投稿していると、撮影・編集が間に合わないこともある。穴埋めとしてプレゼント企画をやればリスナーの反応も良いからやらない手はない、ということのようです。
そう言われても、あれだけ乱発していればチャンネル登録者のブーストが目的だと思うよね。
これほど高額の賞品を出せるのは、プレゼント企画という形の企業案件だからです。報酬とは別にプレゼント費用も企業が負担しています。
プレゼントの応募条件は、
- チャンネル登録
- Twitterのフォロー
- 対象アプリのダウンロード
がセットになっていることが多いですね。
今は亡きネクストステージが1000万円分のプレゼントを企画したこともあります。
ヒカルのMacbook Proのように、YouTuberが独自にプレゼント企画を開催することもありますが、怪しい底辺YouTuberが大勢いるので要注意。
プレゼント詐欺疑惑でバッシング
プレゼント企画はつねに詐欺疑惑と背中合わせ。ヒカルやラファエルには、サクラの当選者を使っているという噂が絶えませんでした。
ヒカルに関してだけ言えば、VAZに所属して東京に活動の拠点を移すまで遊楽舎の店長さんがプレゼントの梱包と発送をしていたそうです。
遊楽舎はヒカルの行きつけのゲーム&トレカのお店。“店長”はヒカルのチャンネルに頻繁に登場していました(準レギュラー的な扱い。)
白塗りなのに限りなく黒に近いのがカブキン。
アマゾンギフト券(20万円分)のプレゼント企画を開催した際、当選者のアカウントが不自然すぎると指摘されました。
再抽選を行うことで炎上を鎮火しようとするものの、かえって火に油を注いでしまうことに。
当選者が実在していれば、再抽選に対するクレームが来るのが当然。誰からも不満が出ないということは、カブキン自身が詐欺を認めたようなものです。
フィッシャーズはNintendo Switch50台のプレゼント企画で炎上しています。
品薄のSwitchを50台揃えることは難しく、提供元も書かれていないことから、空箱ではないかという憶測が広がりました。たしかに、任天堂公式オンラインストアでは、フィッシャーズの動画にある「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」の化粧箱のみが販売されています。
あの人気YouTuberも苦言を呈す
たまにはいいと思うけど
一部の人しかもらえないプレゼントにそんなに金使うなら
全員が楽しめる動画のために
金使えばいいのになあって思いました!自分は!(小声)
はじめしゃちょーは自身のチャンネル開設5周年を記念する動画で、最近のYouTuberたちに対してコメントしました。コンテンツ力で勝負してきたはじめしゃちょーの言葉には説得力があります。
【チョコスモ活動休止】お前ら馬鹿だろ?【チョコレートスモーカーズとジョンレノについて】
なぜか寝起きのほうが真面目なよりひと。
よりひとはヒカルを評価していますが、プレゼント企画には反対のようです。
ヒカルのチャンネル登録解除イベントに触れ、プレゼント目当てのリスナーは簡単に離れていくと忠告しています。
子どもを使った錬金術
YouTubeのリスナーは小中学生がメイン。Hikakinは言うに及ばず、炎上系のシバターのリスナーもキッズばっかりです。
プレゼント企画は購買力のないお子様を金に変える有効な手段だと思います。ただ、長期的に見たら微妙。よりひとも言っているけど、ファンが定着しにくい。
子どもを食い物にしている件についてはアプリ業者も一緒です。YouTuberだけの問題じゃないよねって言っときます。